命の大切さを学ぶ~赤ちゃんふれあい体験~

「子育て世代に安心して郡上に住んでいただき、たくさんのお子さんを産んで育ててほしい」というのが郡上市の願いです。郡上市では乳幼児を持ったお母さんが様々な体験を通して子育てについて学んだり、子育て中の親子が自由に集う場を開設しお母さん同士の出会い・交流の場の提供をしています。

その中のひとつ、『赤ちゃんふれあい体験』について紹介します。

市内の全中学校の3年生を対象に、乳児とのふれあいやお母さんとの交流を通して、生徒が命の大切さや温かさを学びます。

乳児親子との交流を前に、命の奇跡について学び、赤ちゃん人形を使用して抱っこの方法などを練習します。この体験は、参加した母親にとっても、自らの子育てを振り返ったり、我が子への愛情を再確認したりするとても貴重な場になっています。

体験を通して赤ちゃんへの関心を深めた生徒さんとふれあい体験に参加したお母さんの声を紹介します。

✿生徒さんの声

小さい赤ちゃんもいれば、大きい赤ちゃんもいて、何ヶ月の差でこんなにも違うんだと思いました。お母さんたちの話を聞いて、子育ては大変かもしれないけど、楽しそうに子育てしているし、大切に子育てをしていて、自分も赤ちゃんの頃や今も大切にされているのかなと思いました。もし、自分が将来子育てをする時がきたら、大切にしてあげたいと思いました。

生徒さんの声

あかちゃんはかわいかったです。親さんが「子どもがいない生活は考えられない」と言っていたのを聞いて、私の親もこんな風に思ってくれていたのかと思いました。だから、自分を大切にしたいと思いました。

お母さんの声✿

中学生の時期のはにかみや繊細さ、優しさを感じ、切ない気持ちになりました。中学生にかわいがってもらい、その姿を見て幸せな気持ちになりました。

✿お母さんの声✿

中学生の子たちも、今を一生懸命生きており、部活や勉強など頑張っていることが聞けて、自分の子どもも、そんな風にがんばれる子に育ってくれるといいなと思った。初め赤ちゃんたちに対し、苦手そうに接していた子が、最後には抱っこをしたり、寝ている赤ちゃんの手をずっと触っている姿を見て、嬉しく思ったし、いい授業だったなと思った。