子育て応援メッセージ⑦

家族一緒に楽しく食べよう

暑さと雨続きで外には出かけにくい日が続きましたがようやく心地よい日差しや風が感じられる季節になりました。足早に過ぎていってしまう秋、散歩や近くの公園に出かけてドングリや松ぼっくりを見つけたり、トンボを追いかけたり、草むらの虫の音に耳を澄ませたりと今しかできない体験を親子一緒に楽しみたいですね。また、秋といえば実りの秋。秋に旬を迎える食べ物はおいしいだけでなく、夏の疲れた体を癒し冬に向けての準備をするために必要な栄養がたくさん含まれていると言います。コロナ禍で小さな子の感染も心配される毎日ですが、自身の免疫効果を高め、一日を元気に過ごすためにも「食べること」はとても大切ですね。なにより、おいしそうにたくさん食べる子どもの姿を見ていると、お母さんも幸せな気持ちになります。ですが食べることが好きでよく食べる子もいれば、中には食べることに興味のない食の細い子もいます。大人は何とか食べてほしくてあの手この手で工夫しますが、食事の度に頑張るお母さんも食べさせられる子どももストレスを感じ、せっかくの団らんの時間が苦痛になっては残念です。

栄養バランスよく何でも食べることは心がけていきたいですが、子どもが育つ間にはあまり食べない時期があれば、びっくりするほど食べる時期もあります。子どもは自分の体が必要としているものをちゃんとわかっていて、その時期に応じた食欲が起きてくるともいいます。食の細い時期は食べられるだけで大丈夫、いつもは食べなくてもたくさん遊んだ後だったり、外でのお弁当だったり、何かのきっかけでお腹がすいて「もっとちょうだい」の声が聞ける日もあるのではないでしょうか。その時には一緒に喜んで、食べることの楽しさや嬉しい気持ちを感じさせてあげたいですね。また、今は大勢集まっての会食は避けなければいけませんが、よりおいしく食べる為にもせめて家族そろっての食事を心がけたいです。もちろんそれぞれの事情で難しい家庭もあるかと思います。忙しくて出来合いのお惣菜の時もあるかもしれません。でもそこに家族のやさしい笑顔と楽しい笑い声があれば、それがなによりのごちそうになるのではないかと思います。そして、そんな家族との穏やかな時間が食を豊かにし、子どもが成長していくなかでの大きな心の支えになってくれるのではないかと思います。