子育て応援メッセージ⑬

今回の担当は子育てセンター筒井です。

新しい年を迎えました。今年は寅年、寅の中でも壬寅(みずのえとら)といい、厳しい冬を超えて春の草木が芽吹きはじめる、新しい成長の礎となるイメージの年だそうです。コロナウイルスの新規感染は減少傾向にあるものの新しい株が発生し不安な日々が続いていますが、それでも我慢の自粛生活は少しずつ緩み始め、感染対策をしながらの生活が始まっています。楽しいことを見つけて工夫しながら、少しでも安心した毎日を過ごすことができるようにと願うばかりです。

数年前になりますが…病院にはいろいろな場所に観葉植物が置かれていますが、毎日マイナスイメージのことばが発せられる診察室に置いてあるものはいつもすぐ枯れてしまう、精神科の医師からそんな話を聞く機会がありました。植物を育てるとき「ありがとう・大好き・頑張ってるね」など温かいことばをかけると「バカ・だめ・邪魔」など言われたら辛いことばをかけたり、何も声をかけなかったりした時より成長が早く、野菜などはおいしく育つという実験データもあります。植物がことばを理解して聞いているとは考えられず科学的な根拠は未だない、ということですが、植物の持つ生きる力が何かを感じ気持やことばの持つエネルギーが伝わっているのかもしれません。私たちはことばを理解することができ様々な感情も備わっています。特にいろんなことを周りから吸収し成長していく子どもたちにとって、かけられたことばの影響はもっと大きいはず。否定や心が傷つくようなことばの中では子どもの豊な育ちは望めないのではないでしょうか。ことばの意味を理解する前の赤ちゃんにもやさしい言葉や幸せな思いはほっと安心できる温かな感覚として心の中に伝わっていくのではないかと思います。
毎日の暮らしの中で子どもたちにかけることばや家庭の中に飛び交うことばは温もりのある、心地よい、やさしいことばであったらいいなぁ、と思います。